ハウリングが起きる前に、その場所とそのマイクで、下げる周波数が分かります。アナライザーとモニターチェックはずっと無料です。
iPhoneアプリ「チェックワンツー」のVer.1.1を、2026年8月15日に公開しました。モニターチェックで、低い帯域のハウリングも見つかるようになりました。
ハウリングは、起こさないように工夫するもの
ハウリングはスピーカーを傷めます。だから現場では、起こさないように工夫します。マイクの本数を減らし、位置と向きを直し、音量を上げすぎない。それでも起きてしまった時に、その場で対処します。
対処のひとつが、イコライザー(特定の周波数だけ音量を下げる機器)です。ただし、下げる周波数が分かっていなければ使えません。そしてその周波数は会場ごとに変わります。壁の材質や部屋の形で、響きやすい周波数が違うためです。つまり、その日その場所で測るしかありません。
これまでは、実際にハウリングが起きるのを待つしかありませんでした。「チェックワンツー」は、ハウリングが起きる前に、その場所とそのマイクで、ハウリングしやすい周波数を先に見つけるために作りました。
Ver.1.1で、低い帯域のハウリングも見つかるようになりました
2026年8月15日に公開したVer.1.1で、モニターチェックが低い帯域のハウリングにも対応しました。
「結果を見る」を押したあと、声を出さずに6秒待ちます。声を止めても同じ周波数のまま残り続ける音があるところが、ハウリングしやすい帯域です。部屋の残響と分けるために、6秒待って確かめています。
あわせて、次の点も変わりました。
チェックした結果が、iPhoneの中に20件まで残るようになりました。会場名やメモを書いておくと、次に同じ会場へ行ったときに前回と比べられます。よく使う会場はピン留めできます。
アナライザーのハウリング表示を直しました。演奏中の声や楽器には反応しにくくなりました。
アナライザーに、ドラムなど5つの楽器に合わせた説明が出るボタンと、表示の下がりがゆっくりになる「スロー」を追加しました。
使い方は、マイクを持って30秒
マイクを持って、ステージモニターの前に立ちます。無音のまま15秒。そのあと「チェック、ワン、ツー」を数回言って、「結果を見る」をタップします。押したあとの6秒は、声を出さずに待ちます。
見つかった帯域は「約250Hz、約1kHz、約4kHz。」のように周波数で出ます。録音中は緑・黄・赤のランプが出て、ハウリングしそうになるとその場で色が変わります。
周波数が分かっても、そこから何をするかが分からなければ意味がありません。見つかった帯域といっしょに、次にやることが結果の画面に出ます。細かく選べないミキサーでは、近いつまみ(HI・MID・LOW)を下げる、といった内容です。
チェック中は画面が消えません。手が離せない現場のためです。録音は32bit float・48kHzで残ります。
学校の体育館や公民館で使えます
測定器がない場所を想定しています。文化祭や発表会でマイクを使う体育館、公民館、小さなライブハウスなどです。専用の測定器を持っていなくても、iPhoneのマイクだけで測れます。
無料で使える範囲
ダウンロードは無料です。アナライザー、スペクトログラム、モニターチェック、自分の声の登録。この4つに期限も回数の制限もありません。サブスクではなく、会員登録もありません。
追加の機能が必要な方だけ、500円の買い切りで購入できます。
できないこと
測定器ではありません。絶対の音量を保証するものでもありません。
150Hzより下は、iPhoneの内蔵マイクでは正確に測れないため、ハウリングの判定をしていません。アナライザーとスペクトログラムの画面には表示されます。
耳のかわりにはなりません。見つけたあと、実際に下げるかどうかを決めるのは人です。
アプリの概要
アプリ名:チェックワンツー - ハウリングチェック
公開日:2026年8月11日
最新バージョン:1.1(2026年8月15日)
価格:無料(アプリ内課金あり)
対応:iOS 17.0以降のiPhone
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id6792583103?pt=129178382&ct=tomosaka&mt=8
公式サイト:https://check12.da-win.net/
お問い合わせ
メール:contact@da-win.net