クルマの不調をAIに相談できるアプリ DiagAI提供開始
AZ Wave Lab(アズウェブラボ)は、クルマの異音や警告灯、不具合などの症状をAIに相談できるWebアプリ「DiagAI(ダイアグAI)」の提供を開始しました。
「エンジンから聞き慣れない音がする」
「突然、警告灯が点いた」
「停車するとエアコンが冷えなくなる」
クルマに異変を感じたとき、多くのドライバーが最初に知りたいのは、故障箇所そのものだけではありません。
「このまま乗って大丈夫なのか?」
「すぐ工場へ行くべきなのか?」
「自分で確認できることはあるのか?」
DiagAIは、こうした「工場へ行く前に知りたいこと」をAIとの対話を通じて整理するサービスです。
車種や走行距離、症状などをチャット形式で伝えることで、考えられる原因候補、緊急度、DIY対応の可否、修理費用の目安、整備工場へ伝えるための症状要約などを確認できます。
さらに、診断結果から近くの整備工場を探したり、愛車の整備履歴や消耗品交換時期を管理したり、診断事例を他のユーザーと共有したりすることもできます。
DiagAIは、単発のAI故障診断だけではなく、「不調に気づく → 原因を調べる → 判断する → 修理する → 記録する」までをつなぐ、クルマのトラブル・メンテナンス支援サービスを目指しています。
■ 開発背景 ― 「工場へ行くべきか分からない」を解決したい
クルマに不調が起きたとき、インターネットで症状を検索する人は少なくありません。
しかし、
同じような異音だけれど、自分のクルマにも当てはまるのか
原因候補はいくつも出てくるが、どれが可能性として高いのか
危険なのか、それとも少し様子を見てもいいのか
といった判断まで、検索だけでたどり着くことは簡単ではありません。
一方で、少し気になる症状があるたびに整備工場へクルマを持ち込むのも現実的ではありません。特に、DIYで整備を行うドライバー、輸入車・旧車のオーナー、工場へ持ち込む前に症状を整理しておきたい人にとって、自分のクルマの状況に合わせて相談できる場所は限られています。
そこで開発したのがDiagAIです。
DiagAIが目指しているのは、整備士に代わってAIが故障を断定することではありません。「何が起きている可能性があるのか」を理解し、「次にどうするか」を判断するための材料を提供すること。 それがDiagAIの役割です。
■ 症状を伝えるだけ。AIが対話しながら可能性を整理
DiagAIでは、専門的な整備用語を使う必要はありません。
たとえば、
「ブレーキを踏むとキーッという音がする」
「信号待ちでエンジンがブルブルする」
「走っているとエアコンは冷えるけど、停車するとぬるくなる」
といった普段の言葉で相談できます。
AIが症状について追加質問を行い、最大5回のやり取りで情報を整理。その内容から、以下の情報を提示します。
考えられる原因候補
緊急度
原因候補とした根拠
DIYで対応できる可能性
修理費用の目安
整備工場へ伝えるための症状要約
「検索結果を何ページも読み比べる」のではなく、自分のクルマと症状を前提に情報を整理できることがDiagAIの特徴です。
■ DiagAIの主な機能
1.AI故障診断
異音、振動、警告灯、液漏れ、始動不良、エアコン不調など、クルマに起きている症状をチャット形式で相談できます。AIが追加質問をしながら症状を掘り下げ、考えられる原因候補や緊急度などを提示します。会員登録後は写真を添えた相談にも対応します。
2.無料登録お試し診断
「まずはどんな診断ができるのか試してみたい」という人のために、無料で利用できる診断プランを用意しています。症状カテゴリを選択し、簡単な質問に答えるだけで、緊急度・原因候補・DIY対応の可否を確認できます。より詳しい診断根拠や費用感、整備工場向けの症状要約などは、無料会員登録後に確認できます。
3.診断結果から近くの整備工場を検索
AI診断の結果、「工場で点検してもらった方がよさそう」と判断した場合、そのまま周辺の整備工場を検索できます。現在地周辺20km以内の自動車整備工場について、店名、距離、住所、評価、営業状況などを確認でき、電話やGoogleマップへの遷移も可能です。「診断して終わり」ではなく、実際の点検・修理につなげられる設計としています。
4.愛車の整備記録・消耗品を管理
ライトプラン以上では、車両ごとにオイル交換や部品交換、修理などの整備履歴を記録できます。AI診断後に実際に修理した場合は、診断結果から整備記録へ内容を引き継ぐことも可能です。消耗品の交換予定日なども管理でき、愛車のメンテナンス情報を一か所にまとめることができます。
5.AIによる詳しい点検・修理手順
スタンダードプラン以上では、診断結果に表示された原因候補について、より詳しい点検・修理手順をAIで確認できます。故障原因の候補を知るだけでなく、DIY整備を行うユーザーが「次にどこを確認すればよいか」を調べるための機能として提供します。
6.診断事例を共有する「診断広場」
完了した診断結果は、ユーザーが希望した場合のみ、公開できます。他のユーザーが公開した診断事例を症状カテゴリや故障箇所などから探すことができ、いいねやコメントにも対応しています。「同じような症状が出た人は、どのような診断結果だったのか」を参考にできる、クルマのトラブル事例データベースとしての活用を想定しています。
7.故障ガイド・メンテナンス通知
異音、警告灯、エアコン、ブレーキ、エンジン不調など、クルマのトラブルについて解説する「お役立ち記事」も提供しています。Web Push通知に対応し、新着記事やサービスからのお知らせに加えて、車検、保険、消耗品交換予定日などの通知も受け取ることができます。
■ 「故障診断」だけで終わらないサービスへ
DiagAIでは、AIによる故障診断を入口として、
症状を相談する → 原因候補と緊急度を知る → 自分で確認する/整備工場を探す → 点検・修理する → 整備履歴として残す
という、クルマのトラブル発生からメンテナンスまでの流れを、一つのサービス内でつなぐことを重視しています。
さらに、共有された診断事例が蓄積されることで、他のユーザーが同じような症状に遭遇した際の参考情報として活用できる仕組みも構築しています。単なる「AIにクルマの質問をするサービス」ではなく、愛車のトラブルとメンテナンスを継続的に支援するプラットフォームを目指します。
■ 料金プラン
DiagAIは無料から利用できます。
プラン | 月額 | 概要無料プラン | 0円 | AI故障診断を生涯3回まで利用可能
ライトプラン | 350円 | AI再相談・整備記録などが利用可能
ベーシックプラン | 980円 | より本格的にDiagAIを活用可能
スタンダードプラン | 1,980円 | 詳しい点検・修理手順まで確認可能(DIYユーザー向け)
プロプラン | 19,800円 | 整備工場・事業者向け
※無料プランでは、生涯3回までAI故障診断を利用できます。ライトプラン以上ではAIへの再相談や整備記録・消耗品管理などが利用でき、スタンダードプラン以上では原因候補について詳しい点検・修理手順を確認できます。
■ 今後について
DiagAIでは今後も、診断精度とユーザー体験の改善、対応できる症状や車両情報の拡充、整備・メンテナンス支援機能の強化を進めていきます。
目指しているのは、「クルマのことで困ったら、まずDiagAIに聞いてみる」という新しい選択肢をつくることです。
AIで整備士を置き換えるのではなく、ドライバーと整備のプロをつなぐ前段階として、クルマの状態を理解し、適切な行動を選ぶためのサービスを目指していきます。
■ サービス概要
サービス名: DiagAI(ダイアグAI)
サービス内容: AIを活用した車両故障診断・メンテナンス支援Webアプリ
提供形態: Webアプリ
料金: 無料〜月額19,800円
サービスURL: https://diagai.jp
■ 注意事項
DiagAIが提示する原因候補、緊急度、DIY対応の可否、費用感、作業手順などはAIによる参考情報であり、実車を確認した整備士による正式な診断・整備を代替するものではありません。
走行安全に関わる異常や緊急度の高い症状がある場合は、無理に走行せず、ロードサービスや自動車整備工場などの専門業者へご相談ください。