日本画の岩絵具と、ペイントショールームの壁面。 異なる素材が同じ空間に並び、「手ざわり」を通して住宅や家族にまつわる記憶を表現します。
日本画の素材と、暮らしの空間
沖綾乃は、人間の身体や生活空間を主なモチーフとして制作する日本画家です。ドローイングの断片をコラージュしたり、描いたものを破り去ったりする行為を繰り返しながら、時間や記憶の形を表現しています。本展の会場は、一般的な美術館やギャラリーとは異なる、PORTER’S PAINTS JAPAN SHOWROOM内のアートスペース「waku」です。
作品に用いられる岩絵具は、鉱物などを砕いてつくられる日本画の材料です。粒子の大きさによって、色合いだけでなく表面の質感も異なります。一方、会場の壁面にはPORTER’S PAINTSの塗料が使用されています。岩絵具による作品と、塗料で仕上げられた壁面。それぞれの素材が同じ空間に並ぶことで、作品だけでなく、空間そのものを構成する素材にも目を向ける展示を試みます。
高津の生活圏で、日本画に触れる
住宅や生活空間をテーマとする作品を、住まいやインテリアにも関わる塗料のショールームで展示する本展。美術作品を、日常の暮らしに近い場所で鑑賞する機会をつくります。
会場は、東急線「高津駅」から徒歩4分。美術館やギャラリーを訪れる人だけでなく、地域で暮らす人や働く人にも、日本画に触れてもらえる場を目指します。
作家プロフィール
沖 綾乃(日本画家)
人間の身体や生活空間を主なモチーフに選び、絵画作品を制作。ドローイングの断片をコラージュしたり、描いたものを破り去ることを繰り返すことによって、リアリティのある時間や記憶の形を表出させることを試みている。
略歴
1994 年 栃木県生まれ
2020 年 武蔵野美術大学造形学部
日本画学科卒業
2024 年~ 武蔵野美術大学 非常勤講師
主な個展
2019年 八犬堂ギャラリー(東京)
2020年 伊勢丹浦和店(埼玉)
2020年 コートギャラリー国立(東京)
2022年 柴田悦子画廊(東京)
2023年 八犬堂ギャラリー(東京)
2024年 GALLERY SCENA(東京)
2024年 コートギャラリー国立(東京)
2025年 ぎゃらりい秋華洞(東京)
開催概要
展覧会名:沖綾乃 個展「手ざわりの記憶」
会期:2026年10月24日(土)〜11月1日(日)※休廊 10月26日(月)・27日(火)
時間:平日 13:00〜18:00/土・日 11:00〜18:00
会場:waku(PORTER’S PAINTS JAPAN SHOWROOM内)
川崎市高津区溝口3-2-5 BOIL 2F
アクセス 東急線「高津駅」徒歩4分、東急線「溝の口駅」/JR「武蔵溝ノ口駅」徒歩7分
入場料:無料
関連企画
『日本画材 ワークショップ』
講師: 沖綾乃(日本画家)
日時: 2026年10月25日(日)
子ども向け(親子参加可)13:00〜14:30
大人向け 16:00〜17:30
会場:waku(PORTER’S PAINTS JAPAN SHOWROOM内)
川崎市高津区溝口3-2-5 BOIL 2F
参加費: 2,000円
定員: 各回10名程度
申込フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfCOXUWonnEetn9y8V7kydkMdGwcgxcw_bn3NgA7MgmKxmrgA/viewform